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2024/11/22

今期アニメの感想色々

3/25 14:59



■BLEACH
そろそろ二クールのオリストも終わりじゃないのかな?と思ったんですが、まだちょっと続くみたいですね。大人の事情アルティメットフォームといったところでしょうか。アニスタの並ならぬ苦労をお察しします。
私なんかは本誌の方も楽しんで読んでいるんですが、あれ一週分を映像にしたら多分十分も持ちませんよね。どうするんだろ。またすぐに追いついちゃうんじゃないかな。
あとオリスト明け一発目がどうやらウルキオラの「心か」回っぽいので、思い切ってエヴァみたいなメタチック表現を期待したいです。さてどうなるかな。

あ、来週は七緒回っぽいですね。楽しみです。
そういえば花天狂骨の脇差ってCV表示ありましたっけ?
非常に個人的な好みでアレですが、パッツン脇差の中の人はぜひとも御前でお願いしたいです。藤村さんでもいいんですが、可能なら是非是非御前に。この通りです!!!>アニスタ
やっぱりね、なばは御前と並んでないと嘘だと思うのですよ。夫婦ですからね。そして可能なら花天狂骨が七緒におんぶに抱っこのまったりほのぼの百合展開をお願いしたい。
はいはいどう見てもなばいと厨です本当に(ry

でもオリスト明けたら七緒の出番なんて皆無だからなぁ…
原作がアレなので七緒の出番は別に望みませんが(役に立つ場面が用意されていないのに無理矢理出されてもネタにされるのがオチだし)、なばはもっと優遇されるべきだと思います。
…国枝とか越智先生とか。
……。
生天目は私の中でもちょっと特別な方なのでこういう扱いは非常に切ないんですが、まあそれをブリーチに求める時点で間違っているのかもしれません。
そんなんだったら一騎当千でも見ておけって話だ。レールガンじゃなばのピン回もあったしな。
しかし七緒のCVがなばでさえなかったらこんな変に複雑な思いもしなかったのに…いやなばなのは嬉しいんだけどさ…

■ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
テレ東とアニプレの合同プロジェクト「アニメノチカラ」第一弾として製作されたアニメです。
電撃大王で漫画版が連載中。ストーリーはアニメ版と若干異なります。色々追加されていたり削られていたり。

裏側にヘビーな背景設定が控えていることを窺わせつつ、お話そのものは八割方がまったりほのぼのとした路線で続いていきます。十二話中七話(主観含む)が所謂「捨て話(あってもなくても本筋に関わりない話)」という不思議な構成です。
まあまったり系萌えアニメでメインキャラが根こそぎ血を見るような展開は望まれていないと思うので当然だとは思います。私なんかは結構そういうの好きなんですが、その辺りは結局個人の趣味嗜好なので何とも。
ストーリーというよりは世界観や雰囲気を楽しむ人向けのアニメかなと思います。
世界観考察がお好きな方とか。あとミリオタ…は微妙かな…門外漢なのでその辺りはよく分かりません。でもミリ好きがこういう準軍事アニメを見てもストレスが溜まるだけのような気が(銃器や戦車の作画崩壊的な意味で)
あ、多脚戦車のタケミカヅチは非ミリオタの私から見てもすごくかっこいいです。
七話とか最終話で特にゾワゾワ動くシーンが見られるんですが、あれは本当にすごい。これがむっっっちゃくちゃカッコいいんですよ。感動します。
やっぱり多脚戦車はドンパチ系アニメ史上永遠のロマンだと思います。本編中でもっと活躍するところが見たかったなぁ…

内容としては、
・第一話『響ク音・払暁ノ街』
・第七話『蝉時雨・精霊流シ』
・第十話『旅立チ・初雪ノ頃』
・第十一話『来訪者・燃ユル雪原』~第十二話『蒼穹ニ響ケ』(最終回)
あたりが割合ガチのシリアス回です。
第一話の雰囲気は作品の世界観を象徴しているような感じですね。この雰囲気が二話以降に引き継がれることは残念ながら(といいますか)ないんですが、本編のストーリーだけではなく背景設定も考慮に入れてアニメを楽しむタイプの方でしたら、きっと最終話を見終えた後にもう一度一話を見返したくなるんじゃないかと思います。切なげというか、物悲しげというか。希望に満ちたカナタと終わっていく世界の対比にはなかなかクるものがあります。グッと。
第七話のフィリシア回は、フィリシアというキャラクターと同時にソラヲトという作品の世界観が掘り下げられる話です。私の一押し回なのでぜひぜひ。

で、当然ながらというか何というか、最終回を迎えても回収されなかった伏線がいくつかあります。旧舎の幽霊とか湖の骨とか。
なので二期はやります。きっとやる!
…やってほしい!(願)
あとソラヲトはOPもEDもそれぞれいい感じです。カラフィナは空の境界でも歌っていたようですが、個人的にはソラヲトOPの「光の旋律」が一番印象に残りました。ソラヲトの世界観を際立たせている素敵な曲です。
EDはまぁアレだ…けいおん?w
でもあれも可愛い曲だよね!


■とある科学の超電磁砲〈レールガン〉
別に百合アニメという訳じゃないんですが、準主人公の白井黒子がガチ百合キャラなので嗜みとして。
電撃文庫より刊行されているライトノベル作品「とある魔術の禁書目録〈インデックス〉」シリーズのスピンオフです。アニメの原作は同名の漫画版で、こちらは月刊電撃大王にて連載中。
アニメでは百合アピールがやたらと露骨ですが(主に黒子)、原作の禁書では上条←美琴の片思いがほぼガチなので百合厨の方はご注意下さい。いや美琴可愛いんですけどね。上条さんの方はほぼ全ての女性キャラにフラグ乱立させまくりのギャルゲー状態なので、何ともいじましいものがあるといいますか。…頑張れ。

2009年10月からの二クール放映でした。一期二期という言い方をしてもいいのかな。
一期のレベルアッパー編は、第一話からラストに向けて伏線構成ガッチガチの畳み掛けるような展開で非常に見応えがありました。反面二期(オリスト)は急ぐこともなくまったりとした感じです。女の子がいっぱい出てくるアニメではお茶濁し兼時間稼ぎ兼ファンサービスとしてお馴染みの水着回もしっかりやってたしね。
あと、二期ではファンサービス以外の何ものでもないと思われる寮監ピン回も用意されています。正直これは本当に必要だったんだろうか。生天目仁美補正か?

百合的には黒子が結構あからさまというか露骨というか「百合は好きでも嫌いでもない」という方が見たら不快感を抱いてもおかしくない程度のアレですが、百合云々以前にアニメとして非常に面白い作品でした。
あとFripSideのOPもすごくよかった。いい中二病だ…!

■ひだまりスケッチほしみっつ(三期)
友人が面白いと言っていたのでちらっと見てみました。
これはいいです。良い意味で肩肘張らずに楽しめます。らきすたみたいなもんかな。
今期最大の癒しアニメです。ゆのっちを始めとしたひだまり荘の面々のまったりとした遣り取りが非常に可愛いので、それだけで確実に見る価値があります。
勉強やお仕事に疲れた時の清涼剤としてどうぞ。
なごむわぁ…

■はなまる幼稚園
クレヨンしんちゃんの女の子版みたいな感じです。今期のなごみアニメですね。
園児が可愛いし先生も可愛い(男だけど可愛いんですよこれが)のでまったりと楽しむには良いと思うんですが、ただ深夜アニメだけあって、時たまギャグが非常に際どい場合があります。
クレしんなら笑って済ませるだけのシーンでも、女の子がやると若干「……。」になってしまうというか。そういうのが気にならない方であれば楽しめると思います。可愛いですよ。

■デュラララ!!
同名のライトノベル(電撃文庫より刊行)を原作としたアニメですね。原作者は「バッカーノ!」と同じ成田良悟さんです。
実はこれ原作を読んでから手をつけようと思っていたので、録るだけ録ってまだほっとんど見てません。まあ腐女子的には平和島と折原が人気だということくらいは知っていますが。特定の場所に行けばものすごく目に付きますしね。DRRR!!
という訳で感想は保留で。でもたぶん面白いんじゃないかと思います。根拠はバッカーノ。

■バカとテストと召還獣
こちらもライトノベル原作のアニメですね。ファミ通文庫ですか。ラノベ原作多いな。
これも見ようと思って録るだけ録ってあるんですが、正直ソラヲトとレールガンをリアルタイムで追い掛けるのに必死だったのでまともに見てません。なんてこった!
ジャンルとしてはドタバタ学園コメディのようです。で、主人公が落ちこぼれのスタートラインに立っていると。王道ですね。面白くないわけがない。
なのでこれも感想は保留で。でも面白いんじゃないですか。とりあえず見てみましょう。話はそれからだ。

■刀語
■おまもりひまり
■ちゅーぶら!!
■れでぃ×ばと!
■ハートキャッチプリキュア
■ささめきこと
このあたりは録ったり録らなかったりたまにテレビ点けてたらリアルタイムで始まったり…だとかで感想を書けるほど見ていません。
以下見てない奴の戯言ですが宜しければ。

■刀語
言わずと知れた西尾維新アニメプロジェクトですね。化物語はたまーに見ていて結構好きだったんですが、アニメを見た後に手を出した原作の小説がびっくりするくらい肌に合わなかったのでスルーしていました。
お話は大好きなんですが、文体がね…ちょっと…ものすごく読み辛いんですよ。ギャグにしても会話にしても地の文にしてもテンポが悪いというか。あれはどうにかならないものか。ううん…
時間がソラヲトと被っていたのでほとんど録っていません。ソラヲトがずれた時にチラ見するくらいでしたが、なんか面白そうだったので今度は腰を据えて見てみようかと思います。

■ささめきこと
結構前に終わってしまいましたが一応。
ストレートすぎる百合アニメです。主人公を始めとするメインキャラがほぼ総員ガチレズ?みたいな感じの話のようです。詳細はよく分かりません。これもまだ見てないんだ…
たまたまリアルタイムでチラッと見た話が百合同人を書いている女の子の話だったんですが、それがちょっとあまりにも身につまされる内容だったので居た堪れなくなって思わずテレビの電源を切ってしまったんですよとかそんな話はどうでもいいな。いいよどうでも!
あとちょっと「…?」と思ったんですが、別に「百合を書いている人はリアルでもビアン」とかそんなことは全然ありませんからね。
ちょっと誤解を与えかねない内容だったよねあれは…びっくりしちゃったよ…

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2010/04/05 アニメ Trackback() Comment(0)

BLEACH392話 周辺

3/14 20:42

■392話冒頭の2コマ目に入っていた謎の線
これは多分…鏡花水月?の線だと思うんですが、だとしたら2コマ目は日番谷の視点ということですよね。一護には鏡花水月が効かない訳ですから。
(完全催眠のはずなのに綻びが出ているのは読者に対する伏線ということで)
「お前の仇はとったぜ雛森」といったところでしょうか。
まあその結果がアレだった訳だけれども…若さゆえに逸った結果がこれだよ!!!

でもそれを踏まえて考えると、雛森が日番谷に刺された時点で一護が「あれ?あの子ってさっきあっちで倒れてなかったか?」と疑問に思って振り返っていれば、藍染を討てたかも知れないんですよね。
いやでもそれだと藍染をまともに見ることになっちゃうので宜しくないのかな…

■雛森と藍染が入れ替わったタイミング
一護の「みんな一体何をしてんだよ!?」というセリフから考えると、砕蜂・京楽・平子・日番谷が総フルボッコに掛かる前から入れ替わっていたということになるんじゃないかと思います。
(日番谷に刺される直前に替わったのなら雛森を傷つけたのは日番谷一人だけなので、『みんな』何をしているんだ、という言い方はしないはず)
入れ替わったのってどのタイミング?

あ、でも
・砕、京、平→何もない空間になんかやってる(藍染はちゃんと棒立ち)
・日→さっきまで藍染がいた場所に突然現れた雛森をなぜか刺す
という絵面でも、一護には「何やってんだ」的状況になるのかな。
それでもどのタイミングなのかは不明なままですが、まあその辺は瞬間移動的な縛道があるんじゃないでしょうか。SS編後期で清浄塔居林(字合ってるかわからん)から双極の丘までワープしたような感じの…あれ縛道でしたっけ?
それにしたって、「じゃあ何で一護は藍染と雛森が入れ替わった時点で藍染を探そうとしなかったのか」という疑問が出てくるんですが、そこはまあ「そこで逸って藍染を見てしまうと、鏡花水月の始解まで見てしまうかもしれないと思ったから」ということで一つ。
ちょっと苦しいかな…

■投げ捨てられた雛森
ちゃんと肉雫啜が下でキャッチしてくれました。
大丈夫です。
大丈夫だよね?

■藍染に切り捨てられた京楽と日番谷と砕蜂と平子
こちらもちゃんと肉雫啜が下でキャッチしてくれました。
大丈夫です。
もし駄目でも織姫がいます。

■「ようやく折り返しってとこやな」
ギンってそんなに強いの?
平子はギンのことも知ってたんでしたっけ。過去編で面識あった?
平子が仔ギンを気にする描写は特に無かったような気がするんですが。
いかんよく憶えてない…

■市丸ギンは間違ったことを言っていない
×藍染は鏡花水月を使わなくても強い→だから鏡花水月は使わない
○藍染は鏡花水月云々以前に皆の想像を絶するセコさ→「そりゃないだろ」という場面で鏡花水月をバンバン使う、もしくは既に使っている。だから鏡花水月「だけ」に気をつけるのは無駄やでー

多分こういうことですね。
市丸ギンは一週丸々使って「藍染セコすぎワロタwwwww」をやっていると。
なんて奴だ市丸…これでキツネの裏切りフラグがますます濃厚になったという訳ですね(超無理矢理)

■総隊長を「君」呼ばわりする藍染
いくら対策を用意しているからって自分より強い相手をナメて掛かるのは宜しくないというか、仮にもラスボスと目されている藍染が「自分より上の相手にたった一つの対策を講じただけで勝てると思い上がっている愚か者」という風に見えてしまうので、せめて総隊長には敬語を使ってほしかったです。
というか二千歳越えの爺さんに対して「君」って…お前…

■「一死を以って大悪を誅す、それこそが護廷十三隊の意気と知れ」
かっこいいセリフだ!さすが総隊長!!
でも最悪二番~十三番の隊長格が死んだとしても、司令塔だけはやられちゃいけないんじゃないでしょうか。どうなんでしょうか。
あ、でも七緒はお留守番だから大丈夫なのか。
ささきべ副隊長も外で見張りしてるから大丈夫なのか。
生き残るのがササ何とかさんと七緒だけとかシュールだな…
まあ虚圏組がいるけども。でも卯ノ花隊長は何があっても死ななさそうだな。
(ということは爺さんはもしヤバくなったら最初からこれやるつもりで、だから自分のところの副隊長だけ退避させてたのかな。ひでえ)

あと「護廷十三隊の意気云々」とか、一護に対して「護廷隊でもないお主を云々」とか言ってますが、仮面はどうなるのかと。
「護廷隊は死ぬけど藍染のついでに仮面も始末できて一石二鳥じゃ」とか思ってるのかな。
山じい酷いよ…

■砕蜂「……」
生きるために戦っていたと思ったら総隊長の自爆に巻き込まれたでござるの巻

■ワンダーワイス
エスティンギルってなんかデオキシス(ポケモン)に似てる!
それはそうと、ワンダーワイスってああいう感じで生まれたんじゃなくて、藍染にああいう感じにされたんでしょうか。ああなる前はちゃんと喋れて記憶もあって、みたいな…
言葉も「与えられなかった」じゃなく「削り取られた」と言われてますし。
そう考えるともちろん藍染もエグいんですが、そんなワンダーワイスを「純粋」と言って憚りない東仙も相当アレだと思います。
普通哀れむだろうよ…

以下感想じゃないもの

■京楽の卍解
浮竹の「こんな人目につく場所で使うもんじゃない」というセリフから考えると多分範囲巻き込み型じゃないかなーと思うんですが、

・一定範囲内のみんなで鬼ごっこ(鬼は京楽)をやる。捕まったら死ぬ。京楽は影鬼も嶄鬼も艶鬼も使える。
・一定範囲内のみんなでドロケイをやる。捕まったら死ぬ。
・一定範囲内のみんなで以下略 何でもいいが負けたら死ぬ。

こんなところじゃないでしょうか。
この場合は敵味方の区別がないので、周りに味方が多ければ多いほど不利…みたいな。それなら浮竹が止めた理由も納得いく気がします。

------------------------------------------------------------------------

こんなところでしょうか。
他に気になったことがあれば追々追加という感じで。

2010/04/05 BLEACH Trackback() Comment(0)

BLEACH392話

2/13 23:33

■日番谷が斬ったのは
藍染さんが後ろからザックリいかれた場面を見た時に考えたのは、

①日番谷が最初の一太刀を浴びせた頃から今まで全部夢オチ
②刺されたのは日番谷ではない誰か(京楽or砕蜂or平子)
③刺されたのは一護(本命)
④刺されたのは雛森(漫画としては劇的な展開だけど流石にないだろうと思ってた)

だったんですが、見事に予想の上を持っていかれました。
すげえ…ていうか…うん…
まあ藍染ザクリが余りに呆気なさ過ぎたので十中八九鏡花水月だろうとは思っていましたが、本当にビックリした。1ページ丸々使ってレイプ目女キャラのバストアップとは…少年誌にあるまじき暴挙ですよこれ。
さすが久保先生だわ。かっこいい。「看板だからってヌルい真似はしないぜ」みたいな感じがすごくかっこいい。健全な青少年や女性読者や雛森のファンがこれを見たら一体どんな気持ちになるのかを一切考慮しないストイックで台無しな感じがすごくかっこいい。
で、とりあえず私が予想していたものを説明しておきますと、

■①日番谷が最初の一太刀を浴びせた頃から今まで全部夢オチ
日番谷が「誰かが斬り込まねえと云々」みたいなことを言ったところで、藍染が刀を抜いている。
実はあの時すでに鏡花水月が発動していて、砕蜂の雀蜂も京楽の影鬼も日番谷のグサリも実際は全部催眠。

一護の「あんたら何やってんだ!」という絶叫で我に返る日番谷たち。自分たちが何故か棒立ちしていることに気付く。

一護「冬獅郎、後ろだ!」と絶叫。振り返ろうとする日番谷だが、いつの間にか背後に立っていた藍染にあっさり斬られる。

■②刺されたのは日番谷ではない誰か(京楽or砕蜂or平子)
説明の余地もありませんよね。上記の通りです。仲間内で潰しあう王道展開。

■③刺されたのは一護
(私は多分これだろうと踏んでいました。これだったら展開も早くなるだろうし、状況も結構うまいこと収まるんじゃないかと思っていたので)
次の週、胸を刺された藍染が苦悶の表情でうな垂れる。日番谷「てめえの負けだ、藍染」とか何とか言う。

「本当にそう思っているのかい?」と藍染の声。目を見開く日番谷達。
鏡花水月ガシャーン
隊長達がフルボッコにしていたのは一護。虚ろな目で俯く一護の胸に、氷輪丸の刃が背後からザックリ。
驚愕する隊長達。
「愚かなことだ。唯一の切り札を自分達の手で~」どうたらこうたら

口から血を吐いて動かなくなった一護に、「おい、しっかりしろ黒崎!」と呼び掛けようとする日番谷。が、唐突に顔を上げた一護にブン殴られてどっかに吹っ飛んでいく(もしくは一護に徹底的にフルボッコされる)。
一護の様子がおかしいことに気付いた砕蜂と京楽が刀を構え直す。平子は「アカン、一護…!」どうたらこうたら言いながら動揺

ハイパー虚化した一護が砕蜂・京楽を粉砕。どう見ても虚にしか見えない一護の姿にどよめく死神衆。
(隊長連中にやられた傷は超速再生であっという間に元通り)

なんやかや一護か白一護か斬月か何かの謎モノローグ

咆哮を上げながら斬りかかる虚一護と、無表情でそれを受ける藍染。次週へ。

この展開だと結構自然じゃないでしょうか。どうでしょうか。
まあこんな妄想はともかくとして、ハイパー虚一護は藍染を倒す時にもう一度くらい出てきそうな気がします。
どうだろう。

■④刺されたのは雛森
可能性の一つとして考えるには考えたんですが、でもあの戦線に雛森はいなかったし、次週で唐突に出てくるのも不自然だよな…と思ったのでほぼノーカンでした。雛森はアヨンにやられてから自力じゃ一歩も動けないはずですし。
それに「敵だと思って攻撃したものが実は家族or親友or恋人でした」という展開は漫画的にはアリアリだし王道だけど、流石に少年誌でそんなエグいことはしないだろうな…とも思ってました。
全然そんなことなかった。

漫画の展開的にはおいしいし王道だし劇的だし、「雛森のために隊長の立場も何もかも捨てる覚悟で藍染を斬りにきた」という日番谷の決意を最上の皮肉で嘲笑っているわけですから藍染らしいといえばらしいし、本来的には文句を付ける筋合いなんて全然ないはずなのに、どうも酷い鬱展開に見えるのはきっとこれが週刊少年ジャンプだからだと思います。
こういう展開は青年誌でやるべきです。子供も見るんだぞジャンプは!
今回のは雛森が刺されたことそのものよりも日番谷に対する藍染の仕打ちが少年誌の域を逸脱してると思います。精神的にエグい。

■雛森と日番谷のその後
雛森は療養のため任意除隊。日番谷は十番隊の隊長職を辞して休隊。
流魂街一番区の実家に戻った雛森を、日番谷は度々見舞いに訪れる。顔を合わせれば詫びの言葉を繰り返す日番谷に、自分は大丈夫だと笑顔で答える雛森。しかし日番谷の心は晴れない。
肉親を持たない雛森を世話するため、日番谷は毎日欠かさず彼女の元へと向かう。かつて天才と謳われた彼が刀を取ることは二度となかった。日番谷はようやく自らのために笑う術を思い出した雛森に寄り添い、ただ目を閉じて穏やかな笑い声に耳を傾け、移ろう季節を二人で見送る。彼女と笑い合う傍らで免罪を願い、終生の全てを彼女への償いに宛てながら。

日番谷と雛森が穏やかに暮らせる結末を考えてみました。
想像以上の鬱っぷりだった。

■黒崎一護
で、切り札扱いされていた一護は雛森が刺される決定的瞬間まで「…嘘だろ…」と冷や汗たらしながら見物していたということで宜しいのでしょうか。
というか隊長格の皆様方は、「てめえを護って戦ってやる」と仰っていた割には一護を放置して勝手にガンガン攻めていっただけですよね。特に前述の台詞を言ったと思われる日番谷は、完全に藍染に対する私怨で動いているわけですし。これは護っていると言えるのだろうか。
あの中じゃ一番頭がキレると思われる京楽ですら、一護の目を活用する気ゼロって一体どういうことなの。
京楽も藍染の始解を見ているんですよね? だったら無闇に斬り込めば仲間まで斬り捨ててしまうかも知れない可能性にだって、少し考えれば思い当たりますよね。おかしい。らしくない。京楽はもっと頭がいいはずだ。

■バカ京楽
京楽隊長の頭がこんなに悪いわけがない。
この京楽は鏡花水月の催眠だ。きっとそうだ。

■イヅルの浮かない顔
1.「奴を倒したら、雛森君は…」という心配
2.「奴を倒したら、次は市丸隊長か…」という逡巡
3.三番隊の符丁は「戦いに対する絶望」を意味するので、あまりおおっぴらに喜べない
4.雛森を治療している時に感じた違和感
5.お腹いたい

さあどれだ?

■松本乱菊
久しぶりに見たなこの人も。
生きてて良かったね。

■今後の乱菊
藍染と因縁がある雛森がこんなことになったということは、市丸と因縁がある乱菊にも輝かしい見せ場が待っていると見てよろしいのでしょうか。
私としては、
なんやかんやあって市丸が藍染を裏切る→藍染vs市丸に場面転換→藍染の不意打ちの前に乱菊が身を呈して市丸を庇う→乱菊虫の息→藍染「戦場で情に絆されるとは、愚かな女だ」云々
みたいな流れを期待したい。
ところでこの間から「乱菊死亡」という言葉をよく吐くこんな私ですが実は乱菊が大好きです。愛してる。
展開上の都合で死ぬなら別にそれでいいんですが、せめてキャラクターとして華々しく散ってもらいたいです。東仙の時みたいにあっけない感じではなく。

■乱菊の灰猫
結構前(39巻)の話でアレなんですが、乱菊の斬魄刀ってアヨンにやられた時も始解状態が解けてなかったんですよ。乱菊落下後も刃が柄に付いてないんです。
ということは、今もって灰猫は灰状態のまま空中に漂っているということになりますよね。
これ何かの伏線にならないかな。どうでしょう久保先生。市丸への不意打ちとかにいかがでしょうか(そればっかだな!)

2010/04/05 BLEACH Trackback() Comment(0)

BLEACH390話

1/26 2:22

■京楽隊長
・浮竹の尻拭いをしようとしてやられる
・日番谷のお守りをしてやられる(仮)
京楽隊長の本日のアンラッキーアイテムはどうやら白髪らしいので、早く別の人の援護に回った方がいいと思います。

■浮竹隊長
砕蜂なんて霊力スカンピンの上に片腕が欠損してても気丈に振舞ってるんだから、浮竹隊長ももっと頑張ってくれないかな。
もっと熱くなれよ!!

■藍染が戦っているというのに一向に姿を見せないギン
「乱菊とイヅルに挨拶をしにいこうとして山じいに牽制されている」にこのカシオミニを賭けてもいい。
まあそれはともかく、上司が戦ってるのに自分は引っ込んでるっておかしくないだろうか。
と思いましたが、よくよく考えてみればSS編終盤の双極の丘でも「すんません、邪魔したらアカン思って無視しました」みたいなこと言ってたし、そんなに気にするようなことでもない気がする。基本仕事しないからなこの人。
どうせまた「邪魔したらアカン~」どーたらこーたら言うんだろ。分かってるんだよこのキツネ野郎が!

※ソウキョクの正しい文字はPCによって表示されないことがあるみたいなので簡略文字にしておきました。どうでもいいけど一応追記。

■狛村隊長
東仙に対するフォローがあってよかった。
で、やっぱり東仙はあれで死んじゃったんでしょうか。せっかく帰刃したのに光の速さでやられた上に、次の週では存在自体がさっぱり忘れ去られているというのも中々物悲しいものがあります。
でもあれで「やっぱり生きてました」的なオチを持ってこられても、それはそれでありがたみがないですよね。散るべくして散る時の死に様というのは、ある意味ではキャラの華だとも思いますし。
まああんなので華になるかどうかは甚だ微妙なところですが。
久保先生は東仙がお嫌いなんだろうか。vs剣八の卍解戦とかカッコよかったのに。

■卯ノ花隊長
「多分そっちのんが正解やわ」のコマの卯ノ花隊長、なんか顔の影が濃くないか。
なんか…怖くないか。

■日番谷隊長
だから藍染の口車に乗せられるなとあれほど…京楽はもっと日番谷にそういう注意を促してあげればいいのにね。たまに躍り出てきて斬り掛かるだけって、別に援護の意味ないんじゃないか。
責任を刃に乗せて云々~憎しみで刀を振るうのは云々~と散々説教しておいて結局「暴力で叩っ斬りに来た!」というのはちょっと唐突で「!?」となったんですが、要するに
「お前のような薄汚れた奴とは戦いにすらならない、お前には隊長としての刃を向ける価値すらない、だから俺は暴力でお前を潰す」
ということなんですよね。多分。
ブラックラグーンという漫画に「敵討ちだなんて綺麗事は申しません、これは穢れた犬同士の共食いです」みたいな台詞があるんですが、日番谷もこういうことが言いたいのかなと思います。まあ日番谷の場合は共食いというより普通に食われるだけのような気がしますけど。
でもそれならそれで、いつだかの誰かさんの遺書みたいに「俺は隊長としてではなく一人の男としてお前を斬りに来た」くらい言ってもいいような気がします。男女でも姉弟でも何でもいいけど、日番谷が雛森を大切にしてるのは本当みたいだし。
何でもいいけどまあ頑張れ。

ところでブラックラグーンってもうロベルタ編は終わったんでしょうか。最近GX買ってないから全然分からない。
日番谷もガルシアもどっちも見た目は大差ないショタ(外見だけ)だけど、私の主観だとガルシアの方が遥かに男前のような気がする。

■日番谷「卍解!大紅蓮氷輪丸」
つ【怒りに任せて卍解すると3秒で潰される法則】
でも言っちゃ悪いが日番谷の卍解はありがたみが全然ない。
卍解ってすごく強力な奥義のはずなのに、今まで散々やられ描写をされてきたせいか勝てる気が全然しない。
最終奥義が死亡フラグってひどい。
日番谷隊長は卍解しない方が逆に強いと思う。

■京楽「逸るなよ…日番谷隊長」
意味ありげに呟くんじゃなくてそれを本人に言ってやれよ!
逸るなよ…どころか今まさに逸ってる真っ最中じゃないですか。
日番谷撤退フラグをガチガチに立てておいて「次週へ続く」とか、さすがに薄情すぎるんじゃないか京楽隊長は。

2010/04/05 BLEACH Trackback() Comment(0)

BLEACH388話

1/19 14:29

■藍染のATフィールド
これは「久しぶりだね、旅禍の少年」という台詞をカッコよく言うための演出なので、この先これが活用されることはありません。
という感じがするけど藍染かっこいいから許す!
これでやっと主人公とラスボスが相対した訳ですが、これは一体どれほどぶりなのか…

■「君は私を心の底から憎めるか?」
一護は空座町の死神代行なので町を守るという使命があったと思うんですが、今のところ一護の家族や友人には別に危害を加えられていません。
これが事後だったら一護も怒り狂っただろうけど、現時点では何も起こっていないので一護の中にあるのは憎しみではなく責任である…みたいなことになるんでしょうか。
でも空座町に何かが起こってからじゃ遅いので、そうならないために一護は戦ってるんですよね。
藍染が言ってることって論理のすり替えじゃないのか。うぜーな!

■狛村隊長
東仙が爆発したことに関しては特に何のコメントもないワンワンであった

■「俺たちがてめえを護って戦ってやる」
この人たちって全員鏡花水月の餌食になってるんじゃなかったっけ。そんな連中に守ってもらって何かいいことあるの?
そして非常に失礼ですが、今まで散々やられ役に徹してきた日番谷隊長に「てめえを護ってやる」と仰られても負傷フラグしか立たないような気がするんですがどうなのか。挽回してくれることを期待したい。
しかもなんか既に満身創痍の方が数名いらっしゃるじゃないか!
砕蜂なんか片腕無くなってるのにそれでもなお頑張るのか。すごいな。
ところで浮竹隊長はどこいった?

■京楽とリサ
これは何週後かあたりタッグバトル的なアレになるんじゃないの?楽しみすぎるだろ。
京楽にとってはリサとか七緒は娘同然なんじゃないかと思うので、絡みがすごく楽しみです。
だって自分の迂闊さのせいで(と思い込んでる)死んだと思ってた娘が実は生きてて、しかも一緒に刀振るえるんだぜ…嬉しいだろうな京楽隊長…
欲を言えばリサと七緒が顔を合わせるところも見てみたいものですが、七緒は出る幕なさそう+出てきたところで体液垂れ流して白目を剥きながら退場 みたいなことになったら目も当てられないので、そっちは別にいいや。

■リサ
リサももしかしたら京楽に初めて会ったのは幼児の時だったんじゃないかと思うんですがどうか。
京楽と七緒はダメ親父とよくできた末っ子みたいな間柄なら好きなんですが、あの年齢差で男女としてはどう考えてもないな…と過去編を読んでから思うようになったので、仮にあれで公式的に七緒ハァハァだったとしたら普通に引くわ。二次なら別に何でもいいと思いますけど。
京楽は単体でも大好きなので、いくらなんでもガチでそんなアレだとは思いたくない気がします。過去編までは普通に京七も好きだったんだけどなぁ…
でも冷静に考えたらリサだって似たようなもんじゃないのかと。京楽って年齢不詳だし。
ことごとく女に対してのフラグが立たない人だな京楽は。

■七緒
ほんとに今どこで何やってんでしょうねこの子。
もしも本当に「京楽の命令を無視して現世に来る→体液垂れ流して退場」みたいな流れになったら延々ネタキャラとして扱われそうなのでそれだけはご勘弁頂きたいところですが、果たして一切出番がないのとどちらがマシなのか。分からん…難しいな…
でも今のオリストでは一番隊副隊長が空気キャラとしてネタにされてますが、七緒は副隊長のはずなのに斬魄刀はおろかチョイ役ですら出ていないので、話題に出もしないネタにすらされない七緒が一番の空気キャラのような気がします。切ない…
まあたぶん七緒は次章に回されるんだろうと思いたい。

2010/04/05 BLEACH Trackback() Comment(0)

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